現宗家

矢作 訓一

柳心照智流 宗家

 

宗家 矢作 訓一

柳心照智流の二代目宗家・矢作訓一先生は1948年、東京都葛飾区に生まれました。祖父の家を訪れた際に2組の古い竹製の剣道防具を見つけたことがきっかけで10歳頃から小学校で剣道の稽古を始めます。12歳からは柔道も習い始め、後に講道館二段を取得しました。青年期を通して武道の鍛錬を続け、30歳で当時河端照孝先生が指導に当たられていた東京都港区赤坂にある道場(現・日本財団ビル)に参加されます。河端先生の下で30年近くの修行を積んだ後、国際武道連盟から古武道範士八段の資格を取得し、国際武道連盟理事に就任。これが国際的な武道指導者としての始まりとなり、2008年、柳心照智流の二代目宗家に就任致しました。

矢作先生は柳心照智流の修行に加えて剣道の稽古も続けており、現在は全日本剣道連盟の教士七段を保持しています。剣道の打ち合い稽古などで対戦での心理を学んだり、また技の実践的な使用を学んだりと柳心照智流の鍛錬にもとても有意義であるそうです。